歯は、削ったり、抜いたりしたら、元には戻りません。
お子様に、生涯むし歯のない健康な生活をさせてあげましょう。

年齢ごとにチェック
＊一回目の顔の変化はゼロ歳～6歳頃まで

・１，５歳児　　歯科検診
・３才児　　　　歯科検診
・５～６歳　　　乳歯の奥から永久歯が生え６歳臼歯といいます。
　　　　　　　　永久歯の中で１番大きく噛む力が強い歯です。
　　　　　　　　歯並びにも大きく関係してくる歯です。
　　　　　　　　生え変わる歯ではなく加わる歯であるため気づかず、すぐにむし歯にな
　　　　　　　　ってしまうことも多いので特に注意をしましょう。

＊二回目の顔の変化は6歳～11歳（小学校5年生）頃まで

女の子の場合１４歳で発育が終了してしまう子もいます。そのため、６歳までに発育できなかった顔を１０歳までに治しましょう。

床矯正は、歯を抜かずにあごを広げて歯並びを整える矯正方法です。（ヨーロッパでは広く普及しています。）

＊メリット

・取り外しが可能で、しかも自分のペースでできることです。
・食事のときや大事な人と会うときなどは外しておいても構いません。
・歯を抜かずに矯正します。（あごを広げて並べる歯科矯正）
・床装置を使用し取り外しが可能です。装置を外して歯磨きができるのでむし歯になりにくいです。
　なるべく一日１２～１４時間は装着します。食事のとき・歯磨きのとき・運動のときなどは外します。
・小学生から大人の方まで矯正できます。（継続して中学生くらいまで半年おきに検診に来ていただくことになります）
・費用が安くできます。（早期であれば１０万円から治療可能です）

＊デメリット

・取り外しが可能なため、装置を紛失してしまったり、取り扱いが悪いと壊れてしまいます。
・装置を装着するのが面倒だったりして装着していないと、治療がなかなか進みません。

お子様の快適にお口の状態を保つために、お口の中のクリーニングなど定期的にご来院ください。むし歯や歯並びなど早期に発見、治療できますので、お子様にとってもご家族にとってもリスクの少ない生活が可能になります。またご自宅でのお口のケアために、歯列状態などから硬さなど、それぞれのお子様にあった歯ブラシや歯磨き方法を歯科医が選びご提案させていただきます。

＊歯ブラシ・電動歯ブラシ

歯ブラシは担当歯科医や歯科衛生士にご相談ください。あなたに合った正しい歯ブラシをご提案いたします。毎分31,000回の超高速振動と、左右約５mmの幅広い振幅の組み合わせにより、他の電動歯ブラシには真似のできない パワフルな水流を起こし、この水流の力により歯の表面だけでなく、歯と歯ぐきの境目や奥歯の間など、毛先の届かない部分の歯垢も効果的に除去します。歯列にフィットする毛先、スリムで角度のあるブラシヘッド、やさしいブラシ圧で、歯と歯ぐきにもやさしい電動歯ブラシです。

＊ビーポリッシュはケイソウ土を研磨剤とした歯みがきです。

歯の着色や黄ばみをしっかり除去するために発泡剤を含んでいません。フッ素も900ppm 配合で、歯の再石灰化を促進します。シロティはビーポリッシュと一緒に使うことで着色や黄ばみを落とすシリコン素材の歯の消しゴム です。

＊歯科専用キシリトール100％入りガム

むし歯になりやすい方や、積極的にむし歯予防をしたい方は、毎食後と間食後、おやすみ前に1粒を摂ることをおすすめします。1度にたくさん摂るより、1日に何度かに分けて摂るほうが効果的です。

・食べるタイミングは？

歯垢を落としやすくするには歯磨き前が、歯質を強化するなら歯磨き後が効果的。歯磨きの後に甘いものを摂ることに抵抗がある場合は、歯磨き前に摂っても大丈夫です。また、唾液の分泌が減るおやすみ前に噛むことも、むし歯予防には効果的です。キシリトールガム・タブレットは食品ですから、回数やタイミングはあまり気にせず、何かを食べたら摂るというように、無理なくできる方法で習慣にするとよいでしょう。

・噛む時間は？

キシリトールの成分はおよそ数分で流出しますが、よく噛んで、唾液をたくさん出すことも、むし歯予防に大切なことですから、ガムを噛む場合は、味がなくなってもそのまま5 分～10 分噛むことをおすすめします。

・摂る時間は？

キシリトールを食べると、2 週間で歯垢が減りはじめ、3 ヶ月ほど経つとむし歯になりにくくなるといわれています。 でも、その後すぐにやめてしまうと、しばらくして再びむし歯菌が増え始め、むし歯になる危険性も高くなってし まいます。むし歯予防のためには、まずは毎日、続けて摂ることが大切です。