一般に、症状は左右どちらかに出ることが多く、女性に多いのが特徴です。
異常な咬み合せが、耳の少し前の顎の関節に障害を起こします。
軽い症状でも放置しておくと、朝起きたら突然、口が開かなくなっていたというようなこともよくあります。



顎関節症の症状

・口を大きく開けると「コリッ」「カクン」「ギシギシ」「ミシ
 ミシ」という音がする
・耳の辺りがなんとなく思い感じがする
・口を大きく開けると関節が痛い
・グッと噛みしめると関節が痛い
・口を大きく開けられない
・朝起きると口が開かなくなっていたことがある
・顎がよくはずれそうになる
・関節が突っ張ったかんじで、口の開閉がスムーズにいかない
・左右の関節の動きがずれている
・顎の周辺、こめかみ、首すじの痛み、肩こり。
・顎関節部や耳の穴の内前方あたりの痛み

上記の症状に伴って、さらに頭痛、耳鳴り、手足のしびれ、めまい、鼻やのどの違和感。



顎関節症の原因

・仕事や会議で熱中したり緊張して強く食いしばる
・長時間寒くて歯を食いしばる
・悪い姿勢を長時間続けていた
・ストレスで夜よく眠れない
・片側の歯だけで食べ物を噛む癖がある

 子供の場合

 
・原因は大人と同様ストレス
 ・顎の退化(ひどい虫歯は減。噛みあわせの異常は増)
 ・悪い姿勢(基礎体力の落ちた姿勢の悪い子供が増)

 成長期にある子供にこそ注意

 
・顎をしっかり使う食事で顎を鍛える。
 ・適度な運動を行い姿勢を正しくする。
 ・規則正しい生活をして過度なストレスにさらさない。



診断

・健康状態、生活習慣、症状等の問診
・患者に触って、顔や首・肩などの筋肉の緊張や圧痛の状態、顎
 関節の圧痛・動き・雑音等の触診
・歯の磨耗、頬粘膜や舌に歯の圧痕はないか、かみあわせ、開口
 量、顎が前方や側方に動き等の診査
・顎関節のレントゲン撮影、CT、MRI撮影、筋電図、顎の動きの
 測定、内視鏡で関節等の必要に応じた検査


治療

・緊張状態にある顎関節症をリラックスさせる「バイトプレート
 の装着」(バイトプレートはずっと使い続けるものではありま
 せん。)
・一時的に正常な咬み合せにして症状がなくなれば原因が咬み合
 わせであるとことがわかるので矯正の治療を行う。
・患部を安静にする、問題のある生活習慣を改善する、薬を服用
 するなどの治療で約80%の人はよくなっています。

定期的な検診を受け、再発防止のための指導を受けることをおすすめいたします。